こちらのカテゴリーでは、バリエーション豊富に数多く存在しております芸者になるための記録に関しまして、少女アヤコが一人前になるまでの軌跡を、涙あり笑いありの日記形式で御紹介してまいりたいと思います。
アヤコは、中学を卒業した後、まず置屋の戸をたたいて仕込みとして入門させてくれるよう頼みました。
アヤコは、自己資金も無いままに芸者を志したために不安がありましたが、日常生活に掛かる衣服・住居・食事などのすべての費用を置屋側で持ってくれるというので一安心しました。
ただし、年季が明ける前にやめた場合は違約金をとられること、それまでは給料なるものは存在せず、小遣い銭程度でやってゆかなければならないことなどを申し伝えられ、それらの条件をしっかりとかみ締めるように聞き入っているアヤコでした。
彼女は芸者になりたいと言う気持ちは相当硬かったのですが、縁故やコネクションがあまり無かったため、入門させてもらうまでにもずいぶん手間取ったようです。
やっと入門することが出来、その後一年間は、踊り・御茶・鳴り物などの芸事のみならず、日常生活における礼儀作法や立ち居振る舞い・挨拶・部屋の掃除などを仕込まれる厳しい修行を続ける舞妓としての生活が始まり、その後ようやく芸者への道が開けました。